F18 見積折衝履歴表示
見積依頼から選定完了までの過程で行われた折衝(価格交渉・条件変更・再見積)の履歴をタイムライン形式で表示する機能。意思決定の根拠を後から確認・監査できます。
見積プロセスでは購買担当者とサプライヤの間で複数回のやり取りが発生することがあります。折衝履歴機能はこれらのやり取りを時系列で記録・表示します。
記録される内容:
- 各サプライヤへの見積依頼送付日時
- 見積回答の受領日時・回答内容
- 再見積依頼の送付内容・日時
- 価格・納期・条件の変遷
- 担当者のコメント・備考
活用シナリオ:
- 監査対応:「なぜこのサプライヤを選んだか」の根拠記録
- 引き継ぎ:担当者変更時の経緯確認
- 分析:交渉パターン・平均交渉回数の把握
関連業務フロー
Section titled “関連業務フロー”標準機能のため専用フラグなし。
関連サービス
Section titled “関連サービス”- バックエンド:
service-buyer-order - Buyer Portal:
src-vbizhw / Buyerモジュール
利用ユーザー
Section titled “利用ユーザー”| ロール | 操作内容 |
|---|---|
| K002(購買担当者) | 折衝履歴の参照・コメント追記 |
| K001(依頼者) | 案件の進捗・履歴の参照 |
課題(before J2)
Section titled “課題(before J2)”三井物産の調達チームはIT機器の大口調達で、あるベンダーとの間で3回の価格交渉を経て最終金額を決定した。しかし交渉の経緯はメール・電話・口頭に散在しており、担当者の佐藤氏が異動した後、後任の担当者は「なぜこの金額になったのか」を把握できなかった。会計監査の際には根拠書類を探し出すのに2日かかったという事態も発生した。
J2での解決
Section titled “J2での解決”J2で見積依頼を送付した瞬間から、全交渉ステップが自動的にタイムラインに記録される。第1回見積受領(¥8,500,000)→再見積依頼(単価引き下げ要求)→第2回見積(¥7,800,000)→条件交渉→第3回最終見積(¥7,200,000)→選定、という流れが「いつ・誰が・何を回答したか」とともに一覧で確認できる。
- 引き継ぎ時間90%削減(後任担当者がJ2のタイムラインを見るだけで全経緯を把握)
- 会計監査・内部監査への即時対応が可能(根拠書類の探索が不要)
- 交渉パターンの分析による今後の調達戦略の改善
利用シナリオ
Section titled “利用シナリオ”- 複数回の交渉を経て最終決定する大口・高額調達案件
- 担当者交代・長期案件での引き継ぎリスクが高い調達業務
- 会計監査・内部統制対応で意思決定根拠の記録が求められる企業
調査チェックリスト
Section titled “調査チェックリスト”- 折衝履歴の保存期間
- 履歴に含まれるイベントの種類(全操作ログ vs 主要操作のみ)
- 外部エクスポートの可否(PDF・Excel)
- 監査ログとの違い(ログメッセージ機能 との関係)