Schedule — スケジュールジョブ管理
J2が自動で定期実行するバックグラウンドジョブを管理する機能です。メール通知・データ同期・月次処理・システムメンテナンスなど、業務を支えるあらゆる自動処理を一元管理します。Provider AdminおよびBuyer Adminが画面からジョブの確認・設定変更・手動実行を行えます。
| ロール | 行動 |
|---|---|
| Provider Admin | 全ジョブを確認・変更・手動実行できる |
| Buyer Admin | 自社グループ向けジョブを確認・変更・手動実行できる |
| システム(Quartzエンジン) | 設定したスケジュールに従ってジョブを自動実行する |
ジョブ管理フロー
Section titled “ジョブ管理フロー”flowchart TD
START(["⚙️ ScheduleJob画面を開く"]) --> LIST["ジョブ一覧を確認\n(名称・次回実行日時・状態)"]
LIST --> ACT{操作を選択}
ACT -->|"今すぐ実行"| NOW["▶ 即時実行\n(手動トリガー)"]
ACT -->|"スケジュール変更"| EDIT["🖊 Cron式を編集\n実行頻度・日時を変更"]
ACT -->|"一時停止"| PAUSE["⏸ ジョブを停止\n次回以降の自動実行をスキップ"]
ACT -->|"再開"| RESUME["▶ ジョブを再開\nスケジュール通りの自動実行に戻る"]
NOW --> LOG["実行ログに記録"]
EDIT --> SAVE["変更を保存\n(次回実行から新スケジュール適用)"]
PAUSE --> SAVED["停止状態を保存\n(再起動後も維持)"]
RESUME --> ACTIVE["通常実行状態に戻る"]
ジョブカテゴリ一覧
Section titled “ジョブカテゴリ一覧”J2では100以上のジョブが稼働しています。業務観点で主要なカテゴリを以下に示します。
1. 通知・メール送信系
Section titled “1. 通知・メール送信系”業務ステータスの変化に応じて、関係者に自動でメールを送信するジョブです。
| 業務タイミング | 通知内容 |
|---|---|
| 見積依頼・発注の各ステータス変化 | 担当者・承認者へのステータス更新通知 |
| 納品完了 | バイヤーへの納品通知 |
| 検収完了 | サプライヤーへの検収結果通知 |
| 支払処理完了 | サプライヤーへの支払通知 |
| 契約期限が近い | 契約担当者への期限前アラート |
| パスワード有効期限が近い | 対象ユーザーへのパスワード変更リマインド |
2. 月次・定期処理系
Section titled “2. 月次・定期処理系”月次や期日ごとに自動実行される業務処理ジョブです。
| ジョブ | 説明 | 頻度 |
|---|---|---|
| 月次支払締めデータ作成 | 締め日到来時に支払対象データを一括生成 | 月次(締め日設定による) |
| 契約支払レコード生成 | 定期払い契約の当月支払データを作成 | 月次 |
| 請求書自動生成 | 条件を満たした発注に対して請求書データを自動作成 | 日次 |
3. 契約管理系
Section titled “3. 契約管理系”購買契約の期限・延長・終了を自動処理するジョブです。
| ジョブ | 説明 |
|---|---|
| 契約期限前通知 | 期限が近づいた契約の担当者にアラートメールを送信 |
| 契約自動延長 | 自動延長設定がある契約を期限到来時に延長処理 |
| 契約終了処理 | 期限切れ契約のステータスを「終了」に更新 |
4. 外部システム連携系
Section titled “4. 外部システム連携系”SAP・SFTPなど外部システムとのデータ連携を行うジョブです。
| ジョブ | 説明 | 対象システム |
|---|---|---|
| 発注データエクスポート | 発注書データを外部システムに送信 | SFTP |
| 検収データインポート | 外部システムから検収結果を取り込み | SFTP |
| 会計連携 | 支払確定データを会計システムに転送 | SAP |
| マスタデータ同期 | 組織・ユーザー・品目の最新マスタを取得 | 外部マスタシステム |
5. Catalog Mall系
Section titled “5. Catalog Mall系”Catalog Mall・PunchOut関連の自動処理ジョブです。
| ジョブ | 説明 | 頻度 |
|---|---|---|
| 未決済カートアイテム削除 | 一定期間操作のないカートを自動削除 | 日次 |
| Mall注文サマリー送信 | MallSupplierへの定期受注サマリーメール | 日次 |
| サブスクリプション通知 | 対象日に合わせたサブスクリプション通知を送信 | 日次 |
6. システムメンテナンス系
Section titled “6. システムメンテナンス系”システムの健全性を保つためのクリーンアップ・整備ジョブです。
| ジョブ | 説明 | 頻度 |
|---|---|---|
| 古いレポートファイル削除 | 保持期間を過ぎたReport Centerのファイルを削除 | 日次 |
| 一時添付ファイル削除 | 参照されていない一時ファイルを削除 | 週次 |
| 古いメール記録削除 | 保持期間を超えたメール送信履歴を削除 | 週次 |
| 期限切れユーザー無効化 | end_dateを過ぎたユーザー・組織を自動で無効化 | 日次 |
Business Rules
Section titled “Business Rules”- スケジュール設定はCron式で管理: 「毎日9時」「月末5分前」など柔軟な時刻指定が可能です。画面上でCron式の日本語説明を自動表示します。
- 設定はシステム再起動後も維持: スケジュール情報はDBに永続保存されるため、サーバー再起動後も設定が失われません。
- 一時停止は停止中も設定を保持: 停止してもCron設定は残ります。再開すると設定したスケジュールで自動実行が再開されます。
- 会社グループ単位でスコープ分離: 各ジョブは会社グループの設定に基づき動作するため、他の会社グループのデータに影響しません。
- 全ジョブの一括停止・再開が可能: 緊急時はすべてのジョブを一括で停止できます。
- 手動実行は即時トリガー: 「今すぐ実行」ボタンでスケジュール外の任意実行が可能です。
Edge Cases
Section titled “Edge Cases”- 一時停止中のジョブは手動実行もできない: 停止中のジョブは「今すぐ実行」を押しても動作しません。まず「再開」してから実行してください。
- 実行中ジョブの一時停止: 現在実行中のジョブは完了まで止まりません。停止は次回以降の実行に適用されます。
- 同じジョブが並行実行されるリスク: スケジュール間隔が短すぎて前回の処理が完了前に次回が始まる場合、Quartzエンジンが重複を検出して制御します。
- Cron式の時刻はサーバーのタイムゾーン: 日本標準時(JST)で設定してください。UTC設定のまま入力すると9時間ずれます。
- メール通知系ジョブは個別のメールテンプレートに紐付き: メールテンプレートを削除すると、関連ジョブが実行エラーになる場合があります。
ステージング環境の画面
Section titled “ステージング環境の画面”| 画面 | ロール | ステージングURL |
|---|---|---|
| ジョブ一覧 | Provider Admin / Buyer Admin | /eProcurement/Settings/ScheduleJob/ScheduleList |
| ジョブ詳細・設定 | Provider Admin / Buyer Admin | /eProcurement/Settings/ScheduleJob/ScheduleDetail |