F33 マスタ連携
J2のマスタデータ(ユーザー・組織・サプライヤ等)を外部の基幹システム(ERP・人事システム等)と連携する機能。手動入力の二重管理を解消します。
バイヤ企業が既に保有する人事システム・ERPシステム等のマスタデータをJ2へ自動同期する機能です。
連携対象マスタ(例):
- ユーザーマスタ(人事システムとの同期)
- 組織・部門マスタ
- コストセンター・内部指図マスタ(ERPとの同期)
- 勘定科目マスタ
- サプライヤマスタ
連携方式:
- ファイル連携(CSV/Excel形式でのバッチ取り込み)
- APIによるリアルタイム連携(連携先のシステム仕様による)
データマッピング:
外部システムのコード体系とJ2のコード体系が異なる場合、マッピングテーブルを設定して変換します(is_data_mapping 設定)。
マスタ連携は設定・運用項目のため、専用の
buyer_switchフラグなし。企業グループマスタのis_data_mappingフラグで制御。
関連サービス
Section titled “関連サービス”- バックエンド:
service-master-common、service-buyer-master-common(マスタ管理・インポート) - Provider Portal:
src-vbizhw-common / Masterモジュール
利用ユーザー
Section titled “利用ユーザー”| ロール | 操作内容 |
|---|---|
| Provider(管理者) | マスタ連携設定・監視 |
| K002(購買担当者) | マスタのインポート・エラー確認 |
課題(before J2)
Section titled “課題(before J2)”富士フイルムでは、Workday人事システムで管理している組織・人事データをJ2のユーザーマスタに手動で反映していた。人事異動があるたびにJ2管理者がユーザーの権限・所属部門を個別に変更する作業が必要で、異動後も旧部門の権限でJ2にアクセスできる状態が数日間続くセキュリティリスクがあった。月次の権限更新作業だけで担当者40時間を要していた。
J2での解決
Section titled “J2での解決”WorkdayからエクスポートされたCSV形式の異動データがJ2マスタ連携機能によって夜間バッチで自動取り込みされる。翌朝には正しい役割・部門・権限が反映された状態でユーザーがログイン可能。管理者の手動更新作業は不要となる。
flowchart LR
HR[Workday
人事システム] -->|夜間バッチ
異動データ| J2[J2 マスタ連携]
J2 -->|自動更新| USR[ユーザーマスタ
役割・部門・権限]
USR --> EFFECT[翌朝 適用]
- 不正アクセスリスク:ゼロ(異動翌朝に権限が正確に反映)
- マスタ更新工数:月40時間 → ゼロ
- 人事異動の多い4月・10月の作業ピーク解消
- 監査時に「誰がいつどの権限を持っていたか」の証跡が自動生成
利用シナリオ
Section titled “利用シナリオ”- WorkdayやSAPなど人事システムを既に導入しており、J2との二重管理を解消したい企業
- 年2回以上の大規模人事異動があり、権限更新の遅延がセキュリティリスクになっている組織
- 内部統制・SOX対応でユーザー権限の即時反映と証跡管理が必要な企業
調査チェックリスト
Section titled “調査チェックリスト”- 連携対応の外部システムの種類(SAP・Workday等)
- バッチ連携のスケジュール設定方法
- 連携エラー時の通知・対応フロー
- マスタ連携の監査ログ