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F21 サプライヤ納品登録・分納登録・納品取消

サプライヤが実際に商品を納品した際に納品実績を登録する機能。分割納品(分納)や誤納品時の取消にも対応します。


サプライヤが納品完了後、J2のSupplier Portalへ納品実績を登録します。

登録内容:

  • 納品日時
  • 納品数量(PO数量との差異がある場合は備考入力)
  • 納品場所・担当者
  • 納品書番号

登録完了後、バイヤ側に納品通知が届き、検収フロー(F22)へ進みます。

PO数量を複数回に分けて納品する場合の登録機能。例えば100個の発注を50個×2回で納品するケースに対応します。

  • 各回の納品数量・納品日を個別に登録
  • 全量納品完了まで案件はオープン状態を維持

誤った納品登録を取り消す機能。検収前であれば取消が可能です。

納品取消可能期間設定(is_delivery_cancelable_period フラグ): 納品登録後の取消可能な期間を設定する機能。一定期間を過ぎた納品登録は取消不可とするルールを設定できます。



DBカラム説明デフォルト
is_delivery_cancelable_period納品取消可能期間の制御false
value_delivery_cancelable_period納品取消可能日数(数値)—

  • バックエンド: service-supplier
  • Supplier Portal: src-vbizhw-common / Supplier モジュール

ロール操作内容
S001(サプライヤ)納品登録・分納登録・納品取消
K001/K002(バイヤ)納品通知の受信・確認


ヤマハ発動機の購買担当者は、エンジン部品200個の発注を月4回の分納で受け取る契約を結んでいた。各回の納品後、担当者が手動でExcelの残数管理表を更新していたが、更新漏れや転記ミスが頻発し、全量が揃っていないのに案件をクローズして過払いが発生するケースが複数起きていた。

サプライヤが納品のたびにJ2のSupplier Portalで分納登録を行うと、システムが自動で累計数量と残数を計算する。4回目の納品で合計200個が揃った時点でJ2が「全量完納」を検知し、自動的に案件をクローズして検収フローへ移行する。

flowchart TD
    PO[PO: エンジン部品\n計200個] --> D1[第1回納品\n50個 / 1月15日]
    D1 --> D2[第2回納品\n80個 / 2月10日]
    D2 --> D3[第3回納品\n70個 / 3月5日]
    D3 --> CHK{全量完納?}
    CHK -->|Yes 200個完了| CLO[案件クローズ]
    CHK -->|No 残30個| PEND[未完了・継続]
  • 過払いゼロ(手動Excelの更新漏れによる誤クローズを排除)
  • 分納管理の工数70%削減(担当者の手動集計作業が不要に)
  • 残数の自動表示により納品遅延を早期に検知・サプライヤへ催促可能
  • 大量部品の納入を複数回に分けて受け取る製造業の調達現場
  • 建設資材や原料を段階的に搬入するプロジェクト型購買
  • 月次で一定量ずつ納入される消耗品・原料の定期発注管理

  • 分納時の最大分割回数
  • 検収後の納品取消の可否
  • 部分納品(数量不足)時の処理(残数量の扱い)