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ユーザー管理(User Management)

bizhiwayのユーザーはアカウントを作成した後、1つ以上の組織(組織)に所属させます。各所属(user_organization)により、「どの組織に属するか・どの役職を持つか・どのレベルまで承認できるか・どの機能を使えるか」が決まります。マスタデータの中で最も複雑かつ重要な設定です。


USER(ユーザー) ← システムアカウント — 1人につき1レコード
│
└── USER_ORGANIZATION ← 組織への所属 — 1人が複数組織に所属可能
├── company_code 所属会社
├── organization_code 所属組織
├── company_position_code 役職コード
├── duty_type 本務(0)または兼務(1)
├── approval_level_* 各フローの承認レベル
├── 機能フラグ 各機能の利用可否
└── 納品先情報 デフォルト納品先

flowchart TD
    START(["Provider / Buyer Admin\nユーザーを新規作成"]) --> BASIC

    subgraph BASIC["ステップ1:基本情報"]
        U1["入力: 氏名・メール・言語\n表示コード(display_code)"]
        U2["選択: 所属会社(company_code)"]
        U3["設定: 有効開始日・終了日"]
    end

    BASIC --> AUTH["ステップ2:認証設定\nSSOまたはパスワードルール"]
    AUTH --> ORG_ASSIGN["ステップ3:組織への紐付け\n(USER_ORGANIZATION)"]

    subgraph ORG_DETAIL["組織紐付けの詳細"]
        A1["組織を選択"]
        A2["役職を選択(役職)"]
        A3["承認レベルを設定\n(approval_level_*)"]
        A4["機能フラグをON/OFF"]
        A5["デフォルト納品先を設定"]
    end

    ORG_ASSIGN --> ORG_DETAIL
    ORG_DETAIL --> DONE(["✅ ユーザー準備完了\nログイン・業務開始可能"])

項目必須説明
display_code✅ユーザーコード — 作成後は変更不可
name✅表示名
email✅ログイン用メールアドレス
company_code✅所属会社
language_code✅UI言語(デフォルト: ja)
start_date / end_date✅アカウント有効期間
password_rule_code—パスワードポリシー(未設定時は会社設定を継承)
delete_flg—論理削除 — アカウントを無効化

組織への紐付け(user_organizationテーブル)

Section titled “組織への紐付け(user_organizationテーブル)”

このテーブルがシステム上のすべての権限・挙動を決定する最重要テーブルです。

項目説明
user_codeユーザーへの参照
organization_code組織への参照
company_position_code役職コード
duty_type0=本務、1=兼務
business_place_code勤務拠点
browse_scope_type閲覧範囲の設定

各承認フローに個別のレベルを設定できます。同一ユーザーでもフロー別に異なるレベルを持てます。

カラム承認フロー有効範囲
approval_level_order発注承認0〜6
approval_level_acceptance検収承認0〜6
approval_level_estimate_request見積依頼承認0〜6
approval_level_estimate_choice見積選定承認0〜6
approval_level_contract契約承認0〜6
approval_level_payment支払承認0〜6

承認レベルの目安:

レベル役職例
6代表取締役社長
5取締役、執行役員
4本部長
3部長
2課長、室長
1係長、担当者
0一般社員(承認権限なし)
フラグ意味
is_enable_masterマスタ設定へのアクセス権
is_enable_estimate見積依頼(RFQ)フローの利用可否
is_enable_contract長期契約の利用可否
is_enable_payment支払処理の利用可否
is_enable_bill_payment請求書処理の利用可否
is_enable_dlcenterダウンロードセンターへのアクセス
permit_collect_item明細補正権限
purchase_browse_scope_type購買データの閲覧範囲
項目説明
account_title_code購買依頼作成時のデフォルト勘定科目
cost_center_codeデフォルト原価センター
項目説明
delivery_country_code国コード
delivery_zip_code郵便番号
delivery_address1/2住所
delivery_company_name届け先会社名
delivery_department届け先部署
delivery_personnel受取担当者名
delivery_tel連絡先電話番号
delivery_email納品通知メール

1人のユーザーが複数組織に異なる役割で所属できます。

flowchart LR
    USER["田中 太郎"] --> ORG1["購買部\n(本務)\n発注承認: lv2"]
    USER --> ORG2["資材調達部\n(兼務)\n発注承認: lv1"]
    USER --> ORG3["プロジェクトX\n(兼務)\n承認権限: 0"]
  • 本務(duty_type=0): 主たる所属 — レポート・統計の基準組織
  • 兼務(duty_type=1): 副次的な所属 — その組織内でのみ権限を行使

ユーザーが参照できるデータを制御します。

値意味
ALL会社グループ全体を閲覧可能
COMPANY同一会社内のみ
ORGANIZATION自組織のみ
SELF自分が作成したデータのみ

  • 1ユーザー — 複数user_organization: 1アカウントが複数組織に所属(兼務)できます。各所属で承認レベルと権限が独立して設定されます。
  • 承認レベルはランタイム評価: 承認案件発生時、設定された組織内で approval_level_* ≥ 要求レベルのユーザーを検索します。
  • display_codeは変更不可: システム全体のキーとして使用されるため変更不可。
  • ユーザーの無効化: end_date を過去日に設定か delete_flg = true → ログイン不可になりますが、過去データは保持されます。
  • 組織変更でも履歴は保持: 組織変更時は古い user_organization に end_date を設定 — 過去の依頼は元組織で正しく参照されます。

画面ステージングURL
ユーザー一覧/eProcurement/Settings/MasterManagement/MasterSettingItem → ユーザー
ユーザー作成・編集/eProcurement/Settings/MasterManagement/MasterDataDetail/User/Detail
組織への紐付けユーザー詳細画面内
ユーザーCSVインポート/eProcurement/Settings/MasterManagement/UploadHistory