サプライヤー評価とリスク管理
一言で: サプライヤーの「安全性」はプロバイダーが確認し(反社チェック・信用情報・リスク管理)、「取引の実績」は J2 が自動で集計してバイヤーに見せます。バイヤーが手で点数を付ける機能は、現在の版では使えません。
| 役割 | 担当 |
|---|---|
| プロバイダー(ジーニー) | 反社チェック結果の確認、信用情報の参照、取引可否(リスク管理)の設定、メモ、退会処理 |
| バイヤー | サプライヤー詳細で自動集計された評価を参照する |
| J2 | 反社チェックの自動実行、取引実績の自動集計 |
評価の2種類
Section titled “評価の2種類”flowchart LR
SUP["取引中の<br/>サプライヤー"]
SUP --> LEGAL["🔍 安全性の確認<br/>(プロバイダー)"]
SUP --> PERF["📊 取引実績の自動集計<br/>(J2 → バイヤーが参照)"]
LEGAL --> ANTI["反社チェック"]
LEGAL --> TSR["信用情報(TSR)の参照"]
LEGAL --> RISK["リスク管理<br/>被災・倒産・指名停止"]
PERF --> P1["受注件数・受注金額"]
PERF --> P2["勝率・価格競争力"]
PERF --> P3["不良品率・納期遵守率・見積回答率"]
反社チェック
Section titled “反社チェック”flowchart TD
TRIGGER["本登録の完了時<br/>(および必要に応じて再実行)"] --> AUTO["J2 が外部データベースと自動照合"]
AUTO --> RESULT{"結果"}
RESULT -->|"問題なし"| OK["履歴に記録し、審査へ"]
RESULT -->|"疑義あり"| DOUBT["疑義の理由を付けて<br/>プロバイダーの手動確認待ち"]
RESULT -->|"該当"| FAIL["登録不可・取引不可<br/>「反社・取引不可のご連絡」を送信"]
DOUBT --> REVIEW["プロバイダーが確認"]
REVIEW -->|"問題なし"| OK
REVIEW -->|"問題あり"| FAIL
| 結果 | 意味 | 次のアクション |
|---|---|---|
| 問題なし | 該当なし | 登録・取引を続ける |
| 疑義あり | 名称が似ているなど要確認 | プロバイダーが内容を見て判断する |
| 該当 | 関係が確認された | 登録不可・取引不可にする |
結果はすべて履歴として残り、プロバイダーのサプライヤー詳細「反社チェック」タブで確認できます。反社チェック結果の一覧画面もあります。
信用情報(TSR)の参照
Section titled “信用情報(TSR)の参照”法人番号をもとに東京商工リサーチ(TSR)の企業情報を参照し、サプライヤー詳細に表示します。データが見つからないサプライヤーは「TSR 未存在一覧」に表示されます。
J2 は信用情報をもとに自動で取引を止めることはしません。判断はプロバイダーが行います。なお、TSR との連携は費用の関係で見直しが検討されており、現在の利用状況は担当者に確認してください。
リスク管理(取引可否)
Section titled “リスク管理(取引可否)”プロバイダーはサプライヤー詳細の「リスク管理」で、次の3つを設定できます。
| 設定 | 意味 | 効果 |
|---|---|---|
| 被災 | 災害の影響を受けている(区分と業務停止日を記録) | バイヤーへの注意喚起 |
| 倒産 | 倒産・破産 | 自動的に 取引不可 になり、見積依頼先の検索から外れる |
| 指名停止 | 取引を指名停止にする | 取引不可の扱い |
取引可否はバイヤーごとに「取引中 / 取引不可」として表示されます。取引不可にすると、そのバイヤーからの新しい見積依頼・発注は届きません。
取引実績の自動集計(バイヤーが参照)
Section titled “取引実績の自動集計(バイヤーが参照)”バイヤーポータルの「サプライヤー詳細」には、J2 が取引データから自動で計算した次の値が表示されます。
| 指標 | 意味 |
|---|---|
| 全受注件数・全受注金額 | このバイヤーとの取引の規模 |
| ユーザー総合評点 | 過去に登録された評価の平均 |
| 価格競争力 | 見積の価格の相対的な位置 |
| 勝率 | 見積依頼に対して採用された割合 |
| 不良品率 | 検収で不合格になった割合 |
| 納期遵守率 | 納期どおりに納品した割合 |
| 見積回答率 | 見積依頼に回答した割合 |
バイヤーが手で評価を登録する機能(星評価・購買部評価・推奨フラグ)は、現在の版では画面から無効化されています。 表示されるのは自動集計の値と過去のレビューだけです。
プロバイダーのメモと履歴
Section titled “プロバイダーのメモと履歴”| 機能 | 内容 |
|---|---|
| メモ | プロバイダーがサプライヤーごとに社内メモを残せる(サプライヤー一覧・登録状況一覧から)。サプライヤーやバイヤーには表示されない |
| 登録状況の履歴 | 登録の各手続きがいつ進んだかの記録 |
| 会社情報の変更履歴 | 会社情報がいつ・どう変わったかの記録 |
| 退会 | プロバイダーが退会の手続きを記録する。データは削除されない |
ビジネスルール
Section titled “ビジネスルール”- 反社チェックは登録時に必ず実行: 定期的な再確認も推奨されます。
- 判断はプロバイダー: J2 は情報と警告を出すだけで、取引を止める判断は人が行います。
- 取引不可のサプライヤーには新しい発注が届かない: すでに受注済みの案件はそのまま進みます。
- 履歴は残る: チェック結果・取引可否の変更・会社情報の変更は削除されません。
- 主要画面の URL 一覧 — サプライヤー管理(プロバイダー)、サプライヤー詳細(バイヤー)
- サプライヤーオンボーディング