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契約の登録と管理

一言で: 契約購買で使う「契約」を J2 にどう登録し、承認し、変更・終了させるかの詳細。業務の流れ全体(都度発注と定期の支払)は 契約購買フロー を参照してください。


ロールコード役割
契約部門担当者C003契約の登録申請・変更申請
契約部門承認者C004契約の承認・差戻し
依頼者K001契約を参照して発注する(都度発注の場合)
経理担当者K003契約支払の締め
サプライヤーS001契約にもとづく受注・納品、または実績の入力

契約購買を使えるのは、会社設定で「契約購買機能を利用する」が有効な会社だけです。


flowchart LR
    IN["契約情報登録申請<br/>内容を入力"] --> SEL["承認先を選ぶ"] --> CONF["内容確認"] --> DONE["申請完了"]
    DONE --> APR{契約承認<br/>契約部門承認者}
    APR -->|承認| ACTIVE["契約期間中"]
    APR -->|差戻し| IN
    IN -.->|一時保存| DRAFT["下書き"]
ステップ担当説明
契約情報登録申請契約部門担当者契約案件名・契約ファイル・明細・支払方法・期間・契約終了後の扱いを入力。下書き保存できる
承認先入力契約部門担当者承認者と参照者を指定して申請
契約承認契約部門承認者承認または差戻し。承認されると「契約期間中」になる

項目必須説明
契約案件名✅社内で管理する契約の名前
サプライヤー✅契約相手
契約期間✅開始日〜終了日
契約ファイル—契約書 PDF など
支払開始・支払周期・支払回数定期の支払の場合「○月から」「○ヶ月毎」「全○回」
支払方法定期の支払の場合定額(数量指定・金額均等・初回/最終調整あり)または定期実績払(バイヤ/サプライヤの数量・金額入力)
契約終了後の扱い—自動延長する場合は延長の単位と期間
終了のお知らせ—契約終了の何日前・何ヶ月前に連絡するか(契約ごとに設定)
見積案件の紐付け—見積購買で選定した案件を契約に追加できる
勘定科目・原価センタ・内部指図会社設定による契約購買でも会計情報を持てる
項目必須説明
明細名✅契約の内訳(品目・サービス)
単価・金額✅契約で合意した金額
金額上限・数量上限—この明細で支払・発注できる上限(明細ごとに設定)
按分情報—支払申請ごとに按分を設定する場合

契約情報照会の画面には次の状態が表示されます。

表示意味
一時保存申請前の下書き
契約登録承認待ち登録申請済み。承認者の承認待ち
契約登録差戻し / 契約登録引戻し承認者が差戻した / 申請者が引戻した
契約期間中承認済みで有効。発注や支払予定の作成に使える
契約変更依頼期間中に変更を申請した
契約変更承認待ち変更申請の承認待ち
契約変更依頼差戻し / 契約変更承認差戻し / 契約変更引戻し変更申請が差戻された / 引戻した
契約完了期間が終了した

「一時停止」や「キャンセル」という状態はありません。途中でやめる場合は契約変更申請で期間や明細を変更します。


場面J2 の動き
終了が近づいたとき契約ごとに設定した時期(○日前・○ヶ月前)に、契約部門担当者へ「契約終了のお知らせ」メールが届く
自動延長を設定しているとき終了日を過ぎると、設定した単位(月・年など)と期間で契約が延長される
条件を変えたいとき「契約情報変更申請」を出し、承認を受ける。契約をコピーして作り直す機能はない
期間が終わったとき状態が「契約完了」になり、新しい支払予定は作られない

ケース① — 年間保守契約の登録

Section titled “ケース① — 年間保守契約の登録”
ステップ担当者操作
1契約部門担当者「ベンダーX 保守 2026年度」を登録申請。期間 2026-04-01〜2027-03-31、明細「月次保守」120万円、支払方法 定額(金額均等)、支払開始 4月・毎月・12回、終了のお知らせ 2ヶ月前
2契約部門承認者内容と契約書 PDF を確認して承認 → 契約期間中
3J2毎月1日に支払予定を作成(以降は 契約購買フロー の「定期の支払」)
4J2 → 契約部門担当者2027年2月1日に「契約終了のお知らせ」
ステップ担当者操作
1契約部門担当者保守料の改定に合わせて「契約情報変更申請」。明細の金額を変更
2契約部門承認者承認 → 変更後の条件で翌月から支払予定が作られる

  • 契約にも承認がある: 登録・変更のどちらも契約部門承認者の承認が必要です。承認ルートは会社ごとに設定します。
  • 上限は明細ごと: 金額上限・数量上限は契約全体ではなく明細ごとに設定します。
  • 終了のお知らせは契約ごと: 「30日前」のような固定値ではなく、契約を登録するときに時期を決めます。
  • 状態は「一時停止」できない: 止めたいときは契約変更申請で期間や明細を変えます。